ドリーム小説







『いつまでもこの関係は変わらないで』『この関係は崩れないで』と願っていたけれど心のどこかでは良い方向に転がれば良いってずっと思ってた。
ずるいことばかり考えていた私に神様が与えた罰は痛くて苦しくて悲しいだけのものでしかなくて。
だけど、私にはあの人もあの子も大事だから。




・・・笑って『ありがとう』って言えたらいいのに。






「おはようエバンズ!それからも!」
「おはよ・・・」
!こんな人、放っておいて朝ごはん行きましょう。」
「ぎゃっ!ちょっリリー!はーやーいー」






毎日の恒例行事みたいになったジェームズのリリーに対する求愛表現。
(求愛表現ってどうなんだろう。)
本当は顔がぐしゃぐしゃになるのを堪えるのが辛い。





・・・私は、ずっと前からジェームズのことが好きだから。







「全く!いい加減にしてほしいわよ!」
「リリー、落ち着いて。」
「あんなのがの幼なじみだなんて!私よりとの付き合いが長いのが許せないわ!」




リリーの気持ちは嬉しかった(涙が出そうになるくらい!)だけどリリーの言葉のひとつひとつが私の心を確実に少しずつえぐるのも事実で。
かれこれ1ヶ月以上こんな日々に耐えてる。リリーのことが大好きなのに段々と心を閉じて。





「ポッターに好かれるなんて迷惑もいいところ!」







後ろからリリーが私を呼ぶ声が聞こえたけど私は足を止めることが出来なかった。
(私の欲しいものは全部リリーの手の中にあるの?)







涙が止まらなかった。
この間、見つけた木の根元に座り込む。(まわりからは死角になってるところなのだけど。)ここなら誰もこないはずだ。




「・・・。」
「ピーター?」





ふと、顔を上げてびっくりした。私だけの特等席だと思っていたところにピーターがいたから。





「何で泣いてるの?誰かにやられたの?」
「違うよ。こそ何で?」
「ひとり失恋パーティーってとこ?」
「あぁ、最近のアレだね。僕も同じようなとこだよ。」
「やっぱり?ピーターも悲しいんだ。」
「当たり前だよ。ジェームズになんて勝ち目ないし。」




ピーターと私は『片想い同盟』を組んでるくらいお互いの恋を相談しあってる仲だったからお互いの痛みがすごくよく分かる。





「だよね、私もリリーになんて勝ち目な
「でも、ジェームズは良いやつだからここで泣くのを最後にするよ。」
「はは、ピーターってば大人だ・・・







隣り合わせになった背中が小刻みに震えているから
やっぱりピーターは泣いてるんだなって思ったら急に涙が止まらなくなって。
後でいっぱい謝るから、今だけは泣かせてほしい。
ごめんねリリー。ごめんなさい。
でも、私の中で一番大事なのはリリーだって胸を張って言えるから。





明日からも愚痴に付き合ってあげることにするね。
(本当は、まんざらでもないくせに、昔から意地っ張りなリリー。そんなリリーが大好きよ。)


反転で後書き
これは、誰夢なんだろう・・・! ((知らないよ
一応、ジェームズに対する失恋とピーターとの友情だったんですけど
(なので元から誰夢か判別しにくいんですが;;)
最後の方、もろリリーじゃないですか。

うーん、まぁ、その3人のうちの誰か夢ってことで
そこはお嬢様方に判断を委ねることにします。
『ジェームズ悲恋夢』として読むもよし、『ピーター友情夢』として読むもよし
『リリー愛してる夢』として読むもよしですよ。 ←最後なんかおかしい
最近、ほんとリリー好きです。変な意味じゃなくて普通に友達としてね! ←何

(20071113)