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談話室の隅でエバンズとが話していた。(くそっ、って呼んでみてぇな。)(プロングズが『東洋人はシャイだから仲良くなるまではファミリーネームの方がいいよ。』なんて言うから!) 「・・・よ!・・・ダメ。・・・クなんかには渡・・・せ・・・」 「リ・・・ー!・・声・・小・・」 どうしても、気になって(好きな奴のことは何でも知りたい年頃なのかも。)少し、距離を縮めてみた。 「パッドフット、君もとうとうそういうお年頃になったわけだね。」 「何が。」 「何って、君にも春が訪れたんだろ?確かに可愛いしね。」 「バッ!そんなんじゃねぇよ。・・・てめぇ、いつの間に名前で呼んでんだよ。」 「は僕の良き理解者なんだよ!ほら、エバンズのことで・・・ね。」 「あっそ。お前、好きな女の親友は名前で呼べても本人は名前で呼べないんだな。」 プロングズはちょっとあっけにとられたような顔をして俺を穴が開くんじゃないかってぐらい見つめてきた。(男に見つめられるのって気持ち悪い。) 「何言ってるの!はこんなに可愛いんだから! 今も野獣共がこの会話を盗み聞きしてるに違いないわ!」 「そんなことってありえないわよ。」 「!もっと自覚して!他の男共にを渡したくないの!」 「大袈裟よ。私、今は誰のものにもなるつもりないわ。 それどころか私もリリーを他の男に渡したくないくらいよ。」 「!」 「プロングズ邪魔。」 プロングズはニヤニヤしながら俺のことを見てたけど(多分、アイツなりに『大袈裟〜』のくだりの前半が面白かったんだろうな。)途中から焦ったような顔つきになった。(ライバルがじゃ勝ち目ないだろ。)そしてその台詞を聞いてエバンズの抱擁(痛そう。)を受けたを見た俺は反射的にのところへ近づく。(前に、勢い余ってふたりで廊下にしゃがみこんでいたのを見たことがある。)途中でプロングズを突き飛ばしちまったけど俺、そういう細かいことは気にしないようにしてる男だから。 「あっ、ごめんなさい!」 「別に気にしてねぇ。」 案の定、はこけそうになって(多分、俺がいなかったら確実に尻餅ついてただろうな。) でも、俺の顔を一度見たきり顔を上げてくれない。(まさか俺、何かしたか?) 「。残念だけど、エバンズは僕がもらうから。」 さっき倒したはずのプロングズが起き上がってきた。挙句の果てにはエバンズと口論を始めてしまう始末。(こいつら、半分ぐらいは楽しんでんだろ、このバカップルめ。)・・・でも、今の俺なら3分の2ぐらいはエバンズに賛成出来るかも。プロングズちょっと調子に乗りすぎ。(特にとか呼んじゃってるあたり。) 黙って傍観してた俺だけど、途中から心底どうでも良くなってきた。(つか、これって結構チャンスなのに俺ってば何やってるんだろ。)しかもプロングズのやつを盾に使ってやがる。(もう、名前でよくね?)おっ、がプロングズの説得に成功した。・・・また、口論かよ。(俺、喉乾いてきたかも。・・・これって口実になるよな?) 「。」 「?!!なに?」 やべぇ。名前呼んだだけなのに内心、心臓バクバク。俺、こんなキャラじゃねぇのに。 「一緒に・・・厨房であいつらのためにジュースもらってきてやんね? まぁ、実は俺が喉かわいただけなんだけど。」 何て言って良いかわかんなくて、・・・もしかしたら変なこと言ったかも知れねぇ。 「うん!!!」 何とか、を誘うことに成功して俺は今、とふたりで廊下を歩いてる。(なんか夢みたいかも。) 「お前、いっつもプロングズの相談に乗ってやってんの?」 「たまにね。だから、そんなに親しくないかも。」 「アレ、見てて疲れねぇ?」 「喧嘩のこと?もう慣れたよ。」 「そっか。」 「ブラックはいっつも遠いところから見てるからね。 確かにあたしも最初の方はちょっと疲れてたし。」 やっぱり、たまに相談に乗ってやってるプロングズをファミリーネームで呼んでるぐらいなんだから、俺をファミリーネームで呼ぶのは当たり前か。(もしかして、頼んだら呼び方変えてくれたりすんのかな。) 「なぁ。」 「何?」 「シリウスって・・・呼んでほしいんだけど。」 「いいの?」 「もちろん。俺、家名嫌いだし。それに、俺も名前で呼んでるし。」 ちょっとだけ、ブラック家に生まれて良かったかもって思った。(もっともらしい言い訳だよな)・・・あっ、このまま俺とが仲良くなったとしたら、もしかしてプロングズのことも名前で呼んだりするようになんのかな。(あ、何かすっげぇ腹立つ。出る杭は打っとくか。) 「わかったよ。シリウスだね。」 「おぅ。」 の顔が赤くなってて不覚にも俺までドキドキしてしまった。 「あっ、それと、」 「何?」 「ジェームズのことはずっとポッターって呼べよ。」 「何で?」 「だってほら、アイツ変態だろ?」
↓反転で後書き 一応、このあいだまでのお礼夢「GOOD DAY!」のシリウス視点だったのですが すっごく、シリウスが偽者になってしまったOrz さんは結構、余裕で会話してるように見えますが 内心かなり心臓バクバクです。 (このあいだのではそこまで書く余裕がなかった とりあえず、更新したいっていうのがあって;;) さんもシリウスも自分がドキドキしてて 相手のドキドキに気付いてないような感じです^^^ 拍手ありがとうございます。 メッセージをくださる方は一度この小説のページを閉じてから お送りください。(お手数おかけします^^;) (20080112) |