ドリーム小説




たくさんのありがとう。







私より2つ年上のビル先輩は燃えるような赤毛が特徴で男の人にしては髪の毛が長くて、それを後ろの方で結んでいたりするのが何だかお洒落で顔もカッコ良くて女の子にすごく優しくて気さくで面白い。だから当然、女の子に大人気。私の友達もみんな同級生や他の先輩そっちのけでビル先輩が好きだ。だけど、私の隣にいるチャーリーっていう男は、それがすごく気に入らないらしくてビル先輩が近くにいる時はいつもぶーたれている。私がちょっとでもビル先輩の話をしようものならすぐに機嫌を悪くしてそっぽを向いてしまうんだから仕方ない。やっぱり兄弟ってやつはそんなものなのだろうか。






、ちょっと相談したいことがあるんだけど良い?」
「あ、良いですよ。」






珍しくビル先輩に呼ばれた。それこそ私がチャーリーと付き合うまでは毎日のように顔をつきあわせていたのだけれど(先輩は私のお兄さんみたいな存在だ。)チャーリーと付き合いだしてからビル先輩と話すとチャーリーの機嫌がとてつもなく悪くなるので(それがヤキモチだったら良いと思う。)極力話さないようにしていたのだけれど(挨拶はいっつもするけどね。)事情が事情だから仕方ない。今日はチャーリーの誕生日なのだ。





「そろそろやりますか。」
「ですね。」
「おーおー、チャーリーの奴、虫の居所悪そうだなぁ。」
「怒られたらビル先輩のせいにしちゃいますから!」
、そりゃないだろ。」
「まぁ、協力してもらうんだから仕方ないですね。」
「嫌そうに言うなよな。」





そう言いながらビル先輩は笑っている。私も笑っている。何だか気が気じゃないけれど(後からチャーリーが怖い。)それでも私はこういう時間が好きだ。





「ってことで、はそろそろ野獣の元へ戻って例の場所に連れていった方が良いと思うな。」
「人の彼氏、野獣呼ばわりはないんじゃないですか。」
「おー、お前等は二人揃って怖い怖い。」
「からかわないでくださいってば。」
「はいはい。早く行けって。」






私は踵を返してチャーリーの元へと急ぐ。チャーリーの誕生日パーティー(またの名をサプライズ。)は今から開始されるのだ。この時のために私はまだチャーリーに「おめでとう」を伝えていない。ひとり分の「おめでとう」よりもふたり分の方が心が温かくなれそうだからだ。(でもパーティーの時、一番に「おめでとう」を伝える役はビル先輩にもらった。)







「きゃっ!」





何かに強く引っぱられて絨毯に足をとられた。




。」



びっくりしたけれど、声ですぐにチャーリーだって分かる。(「愛の力だ」なんて恥ずかしいことを考えてしまった。)私はチャーリーに後ろから抱きしめられる形になっていて。ちょっと嬉しかったけれど、その声にはかなりの怒気が含まれていて、私は自分の彼氏ながら少し恐ろしいと感じてしまった。




。」




チャーリーが私の名前をもう一度呼ぶ。ビル先輩には悪いけれど、やっぱり私はチャーリーとふたりきりの時に伝えたいと思うから。(約束やぶってごめんなさい。でも、きっと先輩なら許してくれますよね?)








「誕生日おめでとう。」


チャーリーがびっくりしたのが腕越しに伝わって私はバレないように小さくガッツポーズをした。









   
(その後のパーティーにも案の定驚いてくれて、私はビル先輩とこっそりクスクス笑いをした。)


反転であとがき
最近、赤毛兄弟の長男&次男(とくに後者)が激しく心を揺さぶってきます。←
ってなわけで出来たチャーリー拍手夢。(ビル率が高いのは気のせい。)(・・・)
彼はとてつもなく背が高いと良いなあと思います。
それから手がめちゃくちゃデカイとなおいい^^^
ちなみにこの時のちゃんとチャーリー君は5年生。
ビルてんぱい(スネイプてんてーと同じ要領で)(←Orz)は7年生です。

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(20071222)